業界と会社を知る

都市ガス業界について

about the CITY GAS INDUSTRY

LNGバリューチェーン

LNGとは、液化天然ガス(Liquified Natural Gas)のこと。メタンを主成分とする天然ガスを冷却し、液化したものです。地中にある天然ガスが、家庭や商業施設等へ届けられるまでには、大きく4つの工程があります。最初にLNGの調達。次に熱量調整・気化を行う、生産。導管などを通じた、供給。最後に販売、と分けられています。
LNGバリューチューンと都市ガスの流れ
LNGバリューチューンと
都市ガスの流れ

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供給に関わる業務

私たちTGNW(東京ガスネットワーク)が主に担っているのが、この中の供給分野です。一口に供給といっても、需要開拓、内管設計、内管維持管理、本支管設計、本支管工事、本支管維持管理、幹線維持管理、緊急保安、総務・経理、スマートメーター推進、託送サービス、技術開発といった多くの役割があり、一人ひとりが重要な仕事を行っています。

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くわしくみる

都市ガスとは

一般的に使われるガスは、大きく2種類、都市ガスとプロパンガス(LPガス)があります。都市ガスは、メタンを主成分とする天然ガスが原料であり、気化したものが導管を通じ各家庭へ輸送されています。一方で、プロパン・ブタンを主成分とするのがプロパンガスです。液化したプロパンガスをボンベに詰め、各家庭へ輸送されます。
都市ガスとプロパンガスの違い
都市ガス プロパンガス
原料 メタンを主成分とする天然ガス プロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガス
供給 気化した状態でガス導管を通じて輸送 液体のままボンベに詰めて輸送
天然ガスの特徴
都市ガスに使われている天然ガスには、環境にやさしいという特徴があります。地球温暖化の原因であるCO2(二酸化炭素)の燃焼時排出量は、石炭と比べると57%。大気汚染や酸性雨を引き起こすSOx(硫黄酸化物)やNOx(窒素酸化物)に関しても、燃焼時のSOx排出量はゼロ、NOxは石炭と比べて20-37%にとどまっています。

※出典:「火力発電所待機影響評価技術実証調査報告書」(1990年3月)/(一財)エネルギー総合工学研究所
「natural gas prospects」(1986) /OECD・IEA より

東京ガスネットワークが守る
都市ガス

導管の距離

導管の長さは、
地球1周半ぶん!

日本で都市ガスが使用されるようになってから、約150年。現在、都心の地下にはガス供給用の導管が張り巡らされています。その総延長は、なんと64,545km*!地球1周半、ぐるりと囲めるほどの長さになるのです。

※2020年3月31日時点

私たちのお客さま

一般家庭から大規模施設まで、
安定供給を支える。

私たちが守っているのは、1,195万件*にものぼるお客さまへの、ガスの安全・安定供給。一般家庭へのガスだけではなく、商業施設や学校、福祉施設などにも、私たちはガスをお届けしています。数・規模ともに大きく、やりがいを感じられる仕事です。

※2020年3月31日時点

災害時の活躍

必須のライフラインを、
業界一丸で。少しでも早く

多くの人の、日常を支えるのが私たちの仕事。一方で災害などの緊急時も、ガス会社は活躍します。二次災害を防ぐとともに、全国のガス会社が復旧対象地域に応援へ。業界一丸となり、数千人体制で災害地域での復旧作業に努めます。

ビジネスの可能性

業界の変化を、
チャンスへ。

東京ガスネットワークは、3つの会社が統合してできた企業。多様な文化や技能が集まっていることを活かし、ガスの小売り自由化以降の業界変化を前向きに受け止め、これまでになかったビジネスの創出にも取り組んでいきます。

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