仕事と人を知る

本支管工事

小さな現場も、大変な現場も。
きっと誰かの生活を支えている。

本支管工事

Daichi Ara

3

現場は「遊びに行く」くらいが、うまくいく。

工事担当者の仕事は、大きくふたつ。工事に関する段取りや下準備を行う仕事と、実際に現場に赴いての安全管理や品質管理に関わる仕事に分かれます。前者はたとえば、工事資料作成や、行政への許可取り。多くの人が円滑に動き、情報共有ができるように行うもので、デスクワークが中心です。後者は、工事会社さんと一緒に安全確認や、作業が正しく行われているかを確認します。工事会社さんに事故なく品質の高い工事を行って頂くため、業務基準を正しく知る事が重要になります。その他に、工事会社さんと信頼関係を築くこともとても重要です。話しやすい関係を築いておくことで、お互いにちょっとしたことでも話し合い、相談しやすい現場になっていくと考えています。更に、打ち解けてくると、経験豊富な工事会社の方々から工事について教えてもらう事ができます。机上の資料だけではわからない、学びに触れられる貴重な機会だと感じています。仕事だからと固くならず、「遊びに行く」と思って現場へ頻繁に赴きコミュニケーションをとる事が、より良い現場作りのコツだと思います。

ルールやマニュアルの上に、独自の経験を積み上げて。

ガスに関わる仕事は、人々の生活の根本を支える仕事。ミスや事故は許されないため、強固なルールやマニュアルが存在しています。しかし前例のない工事や予期せぬトラブルも、現場の仕事にはつきものです。道路を掘り返してみたら想定していた配管配置と全く異なっていて、急遽設計図の変更を行ったこと。通常の工事だけではなく、鉄道線路の真下にガス管を通す工事をしたことや、米軍基地内の工事担当となり言葉の壁を感じながら必死で打ち合わせをしたりしたことも。基礎的な知識や技術が大切でありながらも、その場での判断や機転も求められる役割なのだなと感じています。それが大変に思うこともありますが、自分の仕事が誰かの日常を支えているのは、やっぱり大きなやりがいです。最近ガス管工事を担当した商業施設があって、その施設は、私の通勤経路から見えるところにあるんです。施設に人がたくさん入っていたり、夜も賑わうライトが見えたりすると、自分の仕事が役立っていることを感じる。多くの人に求められるものを、支えているのだと、誇りに思うことができています。

1日の流れ

8:45

工事のための下準備

工事と聞くと、現場での仕事が中心かと思われがちですが、多くの時間は工事を行うための段取りや資料作成。デスクワークから始まります。

10:00

協力会社に工事を発注

導管に関わる工事を発注する立場である工事という職種。円滑に工事が進むようにプロジェクト全体を管理することが最大の役割です。

13:00

現場での品質管理

予定通りの工事を行うことがむずかしい場面も少なくありません。現場監督からの報告・相談を踏まえ、その場で的確に判断する力が求められます。

15:00

信頼の上ではじめて成り立つ

メールやオンラインだけでのコミュニケーションでも、進捗報告を受けることはできますが、工事は人の手仕事。信頼関係が良い結果を生むと言います。

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